千鳥とレース糸

amanatsu_shoten2008-06-21

チチチ…と鳴き、群れをなして飛ぶ千鳥。
冬の季語、冬鳥とされるらしいけど、
夏に向かって千鳥。

数か月前、和の文様の刺しゅう図案について妹と話していました。
あれこれ案を出しているなかで、
「千鳥」がいい!ということに。
鳥なのか何なのか…?というほど、
ぷっくりデフォルメされてる形のおもしろさ。
典型的な和の文様として人気も高いようですが、
「洋」の布上を軽快に飛んでもらいました。
母は手ぬぐいと、青海波の布を合わせて
穏やかな海から転じて、波しぶきがあがる千鳥を。

千鳥ブックカバー。。。
15日から、茶房高円寺書林に置いていただいています。


こちらは、高円寺文庫センターに置いていただいた
ハンドクラフト作家よつもとみちよさんの作品。

太レース糸の総手編みブックカバー
「きなりモチーフつなぎ」と「ラベンダー」です。(写真撮影も)
コットン系で、手ざわりもよく、
かわいいけど甘すぎないモチーフ、模様編みなので
通年お持ちいただけそう。

折り返し部分は細かく編んでいただいているので
本の装着もしやすいです。

先日お会いしたときにも、
バッグの中からレース糸と鍵針をさっと出して
カフェの中でさくさく編んでいく彼女の手元にうっとり。

クラウンタイプのレースリボンのような白いモチーフを見ていたら
綿の国星』(大島弓子)の「ミルクパン・ミルククラウン」を思い出しました。