深川いっぷくいっぱこ市

amanatsu_shoten2010-07-11


7月9、10、11日と深川いっぷくいっぱこ市に参加させていただきました。
お越しいただいた方、お買い上げ下さった方ありがとうございました。お声をかけて下さった市川糂汰(じんた)堂さん、深川いっぷくのマネージャー白濱さん、リコシェの柳ヶ瀬さん、大変お世話になりました。
「ふるほん日和」のチラシを配布させて下さいというお願いにも快くご協力いただいて、とても心強かったです。諸々感謝申し上げます。


写真は、じんた堂さんが撮って下さったものを使わせていただきました。初日伺えなかった私に、「旅猫雑貨店さんのお向いで、店内の中央部に位置している」と細やかにお知らせいただいて、嬉しくありがたく。
じんた堂さんの箱の中で販売されていた風景や猫の写真ポストカード、美しく、選ぶのが楽しくて。絵のような柔らかなライン、静けさ、時々お茶目、そして編集力。見ていて飽きないのです。


甘夏書店は2日目夕方、深川に。深川いっぷくは、豆本制作のあずき堂さんからもおすすめされていたのですが、ほんといいところでした。アーティストのグッズや手作り作品など数多く陳列してある中に、思い思いの一箱本屋が並んで。すっきりしている。薬局改装のお店って、鳩の街のカフェこぐまさんもそう。すっと体が落ち着く。生まれ故郷の金沢の家の隣が古くからある薬屋さんだったということも関係あるかも。懐かしいという感覚よりも先に身体的になじむ気が。
調剤室ギャラリーをのぞく。黒岩比佐子著『音のない記憶 ろうあの写真家井上孝治』より―アルル国際フォトフェスティバルと井上孝治― 語りかける写真。
リコシェの本棚「黒岩比佐子著書フェア」も同時開催。ぐるっと一箱をめぐって、好きな本が次々に。新刊と古本と雑貨、散財いたしました…(それが幸せ)。

偶然、じんた堂さんはじめ、出版社の方、地元にお住まいのカメラマンの方々がいらっしゃって、お話もできました。一箱店主のよしみで初対面でもお話ししやすくなるという面もありますが、主催の方々が創り出している場のマジックも。