本の市「向田邦子が選んだ食いしん坊に贈る100冊を探す! at うす沢」5月9日〜14日

amanatsu_shoten2013-05-09


竹林が見える部屋。使い込まれた調度品の上に食に関する本がずらりと並んでいる。年代物の扇風機が静かに首を振っている。神楽坂の築50年は経つという古民家は、ちょうど向田ドラマの舞台になったような家の面影が。
ここは神楽坂、器の店「うす沢」。生活の中で落ち着く器を中心に、蟹の爪の形の醤油さし、椎茸状の蓋物など遊び心があるものも楽しい器の部屋の隣、ギャラリー・イベントの部屋にて、 本の市「向田邦子が選んだ食いしん坊に贈る100冊を探す!」がはじまりました。


<とんぼの本>向田邦子 暮しの愉しみ

<とんぼの本>向田邦子 暮しの愉しみ

この本の中に掲載の100冊(初出は「話の特集」1981年3月号)を探書しよう!と企画したのはリコシェさん
私も仲間に入れていただいている「お題本の会」が探書した模様はこちらで読めます→
神保町など古書店新古書店から、あるいは自宅を家探しして発掘した本たちが70冊余り。それにリストにはないけど関連性のある本が20冊ほどでしょうか。今ではなかなか目にしなくなった昔の本もあり、洒落た装丁も見どころの一つです。

ポットのお茶を素敵な器でいただきながら、居心地のいいソファで座り読みもできます(無料)。もちろん、ごく一部を除いてはご購入可能。おうちに連れて帰りたい本をお手に取ってじっくり選んでくださいね。