玉ノ井カフェ.さんの壁面に約130冊展示させていただいております。
伝説のグルメ誌とも言われる「あまカラ」は、昭和26〜43年に『「たべもの・のみもの」の楽しい雑誌』として、大阪で発行された飲食の月刊雑誌。豪華執筆陣による食随筆や食紀行、お店ガイドなどの記事の充実ぶり、洒落た装丁や挿画、B6横開きのハンディサイズ等は、同時代やその後の食の冊子やPR誌、タウン誌等へ大きな影響を与えました。
今回はバックナンバーの展示販売により、その足跡を辿ります。さらに、甘くて辛い?関連古本市も開催。
戦後の復興期〜高度経済成長期の人気雑誌を、高度経済成長期を支えた町でもある向島地域、しかも味な街の味な店、玉ノ井カフェ.にて、展示できて嬉しいです。表紙の色合い、デザイン、時代性…なかなか店内にマッチしています。
甘辛三昧。美味しいひと時、ゆったりお過ごしくださいませ。
7/11(土)〜 8/30(日)11:00 〜 18:00
玉ノ井カフェ.(東京都墨田区東向島5-27-4) 080-2107-1016 定休:水・木 夏季休業7/29〜8/6
会期前期「甘くて辛い古本市」/ 後期「食と暮らしの本市(古本+新刊書)」同時開催
企画:ほんとこもの 甘夏書店
関連古本市出店:古書西荻モンガ堂、古書ますく堂、古本石英書房、東京セドリーヌ、脳天松家、うらら屋、甘夏書店
連載から生まれた本や編集、執筆者の本(小島政二郎、山内金三郎、邱永漢…)、
同時代の冊子「洋酒天国」「百味」「銀座百点」など
執筆者の本(獅子文六、吉田健一、吉屋信子、森田たま、谷内六郎、木村荘八、辻嘉一…)、奥に飲物→酒の本
執筆者の本(村井米子)
他まだまだ増えております。会期中補充も何度か行います。どうぞまず一度、よろしかったら何度もお運びくださいませ。