手袋なしには外を歩けないこの頃です。
夕方、雲の間からぼわーっと黄色い月の影が見えた。満月だったのね。
ブック・ダイバーの店内ミニ古本市「女子とふるぽん〜」が終わって、日がたってしまいました。
皆さま、ありがとうございました。
初っ端のご報告のあと、最終日まで以下の本・CDがぽつりぽつり旅立っていきました。
『外骨という人がいた!』(赤瀬川原平/ちくま文庫)
『私の「漱石」と「龍之介」』(内田百ケン/ちくま文庫)
『フランス歩けば』(林丈二/講談社文庫)
『ランティエ叢書10 古本とジャズ』(植草甚一/角川春樹事務所)
『木村伊兵衛と土門拳』(三島靖/平凡社)
『オードリーとフランソワーズ』(山崎 まどか/晶文社)
『おかしなお菓子』 (今田美奈子/角川文庫)
『pen 美しいブックデザイン』
CD 阿部薫+佐藤康和デュオ アカシアの雨がやむとき
打ち上げでは、店主Sさんが「ダイバー本店を脅かすような品揃え求ム」と檄を飛ばしていた!
素人店主の気楽さであれこれためしてみるのが楽しみですが
魅力的な本って何〜?と毎回わからなくなるのでございます。。。
(「甘いな、君は」と声が聞こえそう…笑)
それにしても、おそるべしダイバー。
打上げに参加すると、話しているうちにあちこちで、誰かが誰かと何かしら(住んでいる所や仕事や古本以外の趣味など)つながっていることがわかって、驚くことが多いのだけど、今回、私もシンクロ体験しました!
女性関連の本専門の目録販売されている木槿堂書店さんのお話をふむふむ興味深く聞いていると、
偶然お隣に座ったヘイオンワイさんが、奥さま・ヒステリック・フーガさんが関わられた冊子が、その目録にあるのを発見!
何気なくみると、おお!よく知ったタイトル!!
まさか神保町で、育児中の女性のネットワークの大先輩と接点が持てるなんて、思いもしなかった。
これも「女子市」ならではのご縁、ダイバーならではの磁力ではないでしょうか!?
あの夜、売れ残り本をごろごろ引っ張りながら、うちの最寄り駅までたどり着くと、粉雪が舞っていた。
これは積もらないなと思ったけど、翌朝ふんわりと雪景色。
窓から見える畑や雑木林も雪化粧で、グランマモーゼスの絵みたいと嬉しくなったのだった。