春から初夏のブックカバー

先月から甘夏書店のブックカバーに、レース糸を使った編みカバーが登場しました。
手作り系のイベントに多数参加するハンドクラフト作家、よつもとみちよさんの作品です。ハンドクラフトの作り手といっても、手芸少女がそのまま大人になったような人、作製過程は人には見せたくないほど打ち込む夕鶴のような?職人気質の人、作品づくりが暮らしの一部のようなカリスマ主婦的な人など、いろんなタイプがありますが、みちよさんはその範疇にはおさまらない〜〜!作品からはパワーと愛が伝わってきます。
今回の4作品はいずれも、花のモチーフ付しおりがかわいい総手編みの文庫カバー。
持ち運びのときに、かばんの中で本の小口部分が広がらないようにボタン留めが付いています。

さっそく先週、「ラベンダー」と「青しましま」が、高円寺文庫センターから旅立っていきました。
母の日のプレゼントだったのでしょうか?ひゃーうれしい!ありがとうございます。
現在、ところどころにラメが光るコットン糸の「ラメみどり」は、文庫センターに、カラフルな布製カバーとともに。自然な持ち味の「しぶいみどり」は、野イチゴやりんごの柄の布製カバーといっしょに茶房高円寺書林に置いていただいています。

お立ち寄りの際には、ご覧くださいませ。袋の開口部から手ざわりをご確認することもできます。「ラメみどり」は3種の模様編みできっちりめ、「しぶいみどり」は、やわらかめに編まれています。


さて今週は、神保町のブック・ダイバーに新作カバーを補充してきました。着物地、コットン、ハーフリネンなど布製の文庫/新書カバーが揃いました。闇夜にすっと流れ飛んできたような粋な矢羽根柄もあれば、パリを散歩する猫や空飛ぶこぶたもあり…バラエティーに富んでおります。同柄のペンケースも見つかるかもしれませんよ〜。