妖怪石とお化けの本〜「向島妖怪散歩」のお隣で

amanatsu_shoten2016-03-12


妖怪みたいな石、お持ちいただけませんか?
石と古本・石英書房さんにそう先日お声かけしました。快諾いただき、集まってきたのは・・・!!


石英さん縁の文机に並べてみると


眼球のようにこちらを見つめる石、口を開いて異界へと誘い込もうとする石、妖しく光る石・・・ほかの石たちも形容しがたく、独特の存在感を放っています。

透明な石はおそらく手磨きだというやわらかみのある光沢が、スライム状の何かのよう。変幻自在で、蠢く気配に満ちています。黒い石に白い菊の文様のようなものが浮かび上がっているものは粋で素敵ですが、じっと見ていると獣の毛並にも思えます。ごろごろと鉄色の塊が見えるのはガーネット入りの石だとか。宝石としてのイメージのガーネットの透明感とは違う、鈍い赤銅色。

想像力をかきたてる石の数々、どうぞご覧くださいませ。3月28日まで甘夏書店内や1階屋台にて展示販売しております。

ikkA1階と2階ギャラリーで開催中の、こちらの妖怪グループ展「向島妖怪散歩」に合わせて企画したものです。

 


グループのお一人で、日ごろから妖怪シールや缶バッジ、猫やカッパの豆本をお取扱いさせていただいている茶柱立太さんが在廊されていて、さらさらとポップを描いてくださいました!


甘夏書店では、おばけや鬼、妖精、こびとなどの絵本を集めました。

くずかごおばけ (せなけいこ・おばけえほん)

くずかごおばけ (せなけいこ・おばけえほん)

おばけのブルブル (講談社の創作絵本)

おばけのブルブル (講談社の創作絵本)

おばけやしきのなぞ (講談社の創作絵本)

おばけやしきのなぞ (講談社の創作絵本)

などなど。1階には鬼太郎本も置いております。