パイナップル

amanatsu_shoten2008-11-03

夕方、高円寺へ。
西部古書会館の「第2回ちいさな古本博覧会」最終日をのぞいてみました。
会場の入口前のスペースにおいてある本は半額に。
興味ある布関係の特集がある雑誌、気になった紙ものを買う。
靴を脱いで会場に入り、彷書月刊の棚のハルミンさん・ナリコさんの新刊を発見。
読みたかったので、すかさず買う。
古書は中谷宇吉郎や落語関係を。中原淳一のシール、悩んで見送る。

純情商店街も庚申通りも、買いものの人でにぎわっていて、
肉屋に並ぶ人々、魚を物色する人を見ながら歩いていると
もう何年も高円寺に生活している気分になるのでした。

ブックカバー納品に文庫センターと茶房高円寺書林に。
文庫センターでは、布カバーとペンケース、編みのカバー「すなあらし」が売れていました。
編み物のカバーは、甘夏書店がお取扱いさせていただいているハンドメイド作家よつもとみちよさんの作品です。

あたたかみのあるコットンレース糸やウールとは違った堅めの素材。
さわった感じがざらっとして、灰色、黒、白、黄が混ざった色から「砂嵐」と命名されました。
クールなあのこ、今どんな本を包んでいるのかな〜

お買い上げくださった方々、ありがとうございました。
今回は、クリスマスもの、かわいいor面白いプリント生地、
レトロな文様やモダンな柄の古布(着物)カバーを置いていただきました。
表布と裏地の布合わせから、厚さ調整のベルトや栞、栞の先の飾りまで色や柄に凝っていますので、
ぜひ中までご覧くださいませ。

高円寺書林では関美穂子原画展開催中でした。
型染め小物のなかで、迷わずマスキングテープを購入。
最近、豆本ワールドに足を踏み入れているからか、
この美しい世界が、こんなに小さな幅に濃縮されてる!と思うと、もう。

11月22日からは書林さん企画のブックカバー&カレンダー展がはじまります。
甘夏書店も参加予定です。


帰り道、八百屋の店先から
「パイナップル1個100円、持ってって!!」の呼び声が。
100円?
買ってみたかった。


いやいや、買い物しすぎ。

高円寺の前に神保町でも実は…